• Harumi

稲から学ぶ生き方

最終更新: 2018年12月16日

通常と自然栽培の違いは、一言で言えば、肥料や農薬を使わないですが、これはある田んぼで、その違いを観察した方に伺ったお話です。


苗を植えたばかりの頃の田んぼの様子は、ほぼ同じ。ですが日を追う毎に成長したのは、通常栽培の稲。その差はすぐに半分以上。肥料を与えて農薬で害虫から守ってあげた稲は、ぐんぐんと成長したそうです。5月、6月とその成長は著しく異なり、通常の稲はどんどん大きくなっていった。7月になる頃になってやっと、自然栽培の稲も真っすぐに伸びて来て、同じ位になったそうな。


収穫を目の前にした8月のある日、その町に台風が来たそうな。


それはかなり強い台風で、両方の稲をなぎ倒して去った。慌てて田んぼを観てみると、根元からポキッと折れていたそうな。勿論、自然栽培の稲の倒れていたのだけど、再び太陽が昇り始めると、自然栽培の稲の多くは自力で立ち上がったそうな。


成長が観られなかった時期に、自然栽培の稲は、自力で栄養を吸い上げようと、ぐんぐん&ぐんぐん土に潜り、根を張っていた。だから倒れても、また自力で起きることが出来たのです。


私達はお米を食べるんじゃなくて 「生命力」を頂いているんですよね。

私はこのお話が大好きなんです。


なぜなら生きる知恵が、沢山詰まったお話で、自分たちの生き方にも、置き換えられるんじゃないかなって思うのです。


激動する今日の中で、私達は分かり易さや見えるもの、その便利さに評価の基準を置いてないかな?本当に大事なものは、見えないこと。一見、わからないと思うところ。


私達も一緒。

外側にあるものよりも、内側に育って行くもの、それが力であり豊かさなり。そこに気づけたとき、互いの生命力になるんじゃないかなって思います。

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