- Harumi
ダイバー
最終更新: 2018年5月22日
う~ん、わからない。。。
そう言われてしまうことが多くて、いつの間にか話すこと自体に、もの凄いエネルギーを使うようになった。

それでも重い重い扉を開いて、オープンにして話しても、言葉がするりと相手の後に流れ出て行くのを観る時、やはりなーの確信だけが強くなる。
”なんか、よくわかんない”と、ピシャリとされて思うのは、人はこうしてだんだんと唇を硬くしてしまうんだろうなって思う。
だから頑固と言われる私にも、時々神様はチャンスをくれて。
私の少ない少ない言葉の奥を読み、また少ない少ない言葉でちゃんと返してくれる人に出会うとき、言葉にできずに溜まっていた気持ちが、底の方で溶けて行くように感じることがある。
そんな方達の共通点は何だろうかと考えてみると、やはりどれだけ言葉にできない思いを
えてきたか、そこだったんだと思う。
在り方というのは、決して見えるものに出るのではなくて、深く深く潜った中にあって。だから、自分の静けさの中に深く潜るとき、その潜った深さの分だけ人の深さをも、癒してしまうものなのだろうと思う。