
Harumi
この世界の小さな驚異
「タイトルで読んでもらえるか決まる!」
以前、ライティング講座を受けたとき、そう教わった。確かに、ホームで電車を待つようなほんの短い時間を持て余してしまようなとき、ニュースサイトをスクロールしてみて、ふっと指が止まるのは、「なぬ?」と思わせるタイトルにだ。
たとえ、そのタイトルが記憶に残らなくとも、2行飛ばしで読んですぐに次のトピックにいったとしても、指が止まるのはキャッチーなタイトルなのね。あとで、まんまとヤラレターと思うのですが、みなさんは如何ですか?
キャッチーじゃないんだけど、なんとなーく読んでみたいと思うような。読んだあとで、そのタイトルが再び浮かび上がってくる様な記事が好き。そうしたものに出会うと、しばらくの間、心の中に爽やかな風が吹くような感じがする。
そんなタイトルと内容が書ける「センス」ってのを磨きたいと思うこの頃です。

全卓樹さんの「銀河の片隅で科学夜話」という本を読みました。
この本の表紙に見つけた小さな文字。「物理学者が語る、すばらしく不思議で美しい この世界の小さな驚異」ここに引かれて図書館の予約サイトをポチッ。
宇宙や科学に興味があるが難しいのは読めない。さて、どんなものかと読み始めたら、吸い込まれていく素敵な本でした。(是非、読んでみて)
こういう出会いもまた人生を豊かにするね!私はこんなときこそ「引き寄せ〜」だと思っている。
最近は、こうして一日思いを巡らせながら散歩し、湧いてくる思いを文字にしていく。この贅沢なプロセスが兎にも角にも楽しい。このような貴重な時間を与えてもらえていることに感謝なのです。
お借りした本を返しに図書館までのお散歩道で、偶然にも蝶が私の体を2、3周して、ちょっと先で一休み。慌ててIphoneでパチリとした。
まさに全ては「すばらしく不思議で美しいこの世界の小さな驚異」なのです!