• Harumi

Energy circulator

ここ数年、スーツケース一つを持って国を跨いで生活の場を移動しきた。今ではすっかりその範囲が10km以内になってしまいました。皆さんは、如何お過ごしですか?


そろそろ何処かに出たいでしょう?とよく聞かれるのだけど、不思議と思わなくて、決して今の状態で満足しているわけではないのだけど、動かなくなればなるほど、回想として旅は盛んになって、「思い出」があるというのは、年を重ねても豊かになるものだと感じます。


ラジオを聞いていたら、なんでも人間には旅するというのが遺伝子が備わっており、「旅する人は海馬が衰えない」と言われるらしく、見知らぬ場所で自分の感を頼って点から点を繋ぐことは、前頭葉を豊かにするんだそうな。そういう意味では、やはり若いうちこそ、沢山旅をするのはいいのかもしれない。


そんな旅の醍醐味といえば、「偶然の出会い」。もちろん、その殆どが人やたまたま入ったお店での出来事や小さな教会の空気感ってこともあるのだけれど。私の場合は、写真に収めた一枚も! 何気無くカメラを向けた先で撮った写真こそ、いつまでも記憶の中で私を豊かにしてくれる。そんな一枚がこちら!



酷暑のパリで。


どこ行ってもあまりエアコンがないパリ。ひとりでブラブラと街に出たものの涼めるところがなくてヘトヘトになっていたのでした。車が激しく行き交う大きな交差点で、ふっと車が消え、何気無く撮ったもの。


観光の字のごとく「光を観る」ってなことは、こういうことじゃないかと思っています。


写真を撮ったものにとっては、切り取られた風景だけではなく、ここに写らなかった多くの光を中にいるわけで、その場の空気、香り、音など、様々なものを吸収するよねー。


そういえば、「Lightworker」とは、こうした光を自分の中に取り入れて放つことをする人をいうのだと聞いたことがある。人もある意味では植物と同じで、光を吸収し光合しているのかもしれない。Energy circulatorなのだ。


やはり旅はいい。あてもなくぶらぶらすることで出会う「偶然」が多ければ多いほどに脳だけではなくて、後の人生までも豊かにしてくれる。それだけではなく、きっと周りにもラジエターのように光を放つ(経済も回すね)のだから。


やはり、どこか行きたくなってきました。

皆さんは、どこへ行きますか?